介護老人保健施設「太陽の都」 看護部長 今野 清子
「太陽の都」看護部長の今野です。
弥生を迎えると陽射しも緩み、温かい気持ちになりますね。
今回は、私の通勤風景をお伝えします。戸田橋を渡るときに、右手奥に外秩父連山、富士山、丹沢系が見えます。外秩父連山の右奥に堂平山(876m)が見えます。私の故郷の山です。
私の生家は標高400mほどの山の中です。東に遠く筑波山、南に池袋サンシャインタワービル、東京タワー、新宿副都心ビル群を望むことができ、真冬の凍える寒さの夜ほど、その夜景は綺麗でした。今は木々が生い茂り、昔ほどの夜景を望むことは難しくなりました。通勤途中にはたくさんの花々が咲きますが、春は何と言っても桜です。染井吉野はどこにでもありますが、浮間舟渡駅近くの氷川神社脇の河津桜は幹が細かいのですが、春を一番に知らせてくれます。次に定番の染井吉野ですが、北区は桜並木がたくさんあり、桜吹雪の中を歩くのはとても気持ちの良いものです。次は浮間舟渡駅前の右近桜です。最初黄色い花びらを咲かせ、数日後にピンク色に変わります。次は八重桜ですね。これも咲き始めて散るまでが早いので、地面に落ちた風景は綺麗です。長い冬の間、施設に入所されているご利用者様はなかなか外に出る事が出来ないので、少しでも春が来た様子をお知らせしたく、一枝二枝あるいは落下桜を水鉢に浮かべてテーブルに飾ったりしています。ご利用者様の春の笑顔が一番に見たくて。
太陽の都にお越しの際は、近くの桜並木をぜひご覧になってください。
2017年1月22日