訪問リハビリについて「訪問リハビリは何を行うの?」
博栄会訪問看護ステーションには、看護師と、理学療法士とがいます。
理学療法士はリハビリの専門職です。
訪問リハビリとは、どのようなことを行うのでしょうか?
①関節可動域訓練、基本動作訓練など
一緒に体操をしたり、実際に立ち上がりや歩行の行い方を訓練します。
筋トレやストレッチの方法なども、その方の状態に合わせてアドバイスいたします。
②自主トレーニングのメニューづくり
訪問は週1~2回ですが、それ以外にも自主トレーニングが必要な方には必要なトレーニングメニューを提案いたします。
③福祉用具の選定
車椅子や杖などは身体状況に合わせて選ぶことが大切です。
また、介護する方の状況によっても違ってくる場合があります。
入浴の際に使う、シャワーチェアやバスボードなども、浴室の状況や介助量、ご本人様の状態に合わせて選定いたします。
④住宅改修
浴室や玄関などに手すりをつけたり、ドアを引き戸に変えるなど、生活状況や身体状況、そしてご家族様の意見をお聞きしながら、適切な改修についてアドバイスいたします。
⑤生活環境のアドバイス
ベッドを置く位置や、向き、移動は車椅子がよいのか、杖がよいのかなど安全で、動きやすい生活環境を作るためのアドバイスを行います。
⑥介助者へアドバイス
無理をして車椅子へ移乗させて、介護者が腰を痛めてしまった。。ということはありませんか?
ベッドから車椅子への移乗動作や、麻痺がある方の歩行介助方法、立ち上がりや座る時の介助など、介助する方もされる方も安全で負担の少ない方法をアドバイスいたします。
単に動作の訓練を行うだけではなく、生活全般においてアドバイスを行います。
ご本人様、ご家族様の希望を取り入れ、個別に計画を立てて進めて参ります。
・通所リハビリと併用しても効果的です。
・個別メニューを作成し、それぞれの状態に合わせてリハビリを行います。
・介護者の方へのアドバイスも行います。もっと簡単で安全な介助法をご紹介いたします。