当科の特徴

 当科では整形外科専門医師6名を配置し、当院が地域の中核医療機関という特性から整形外科領域全般の手術・治療が可能な体制を整え
ております。
特に得意とする専門領域は、各種骨折、変形性関節症やリウマチ性関節症に対する人工関節置換術、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、頚髄症などの脊椎手術などで、なかでも人工関節置換術においては多数の症例を行っております。
令和5年1月~12月にて総手術件数は565例の実績を誇っております。

 患者様のニーズである地域完結型医療を目指すべく、当院での手術を中心とした治療から早期の社会復帰を目指すリハビリテーションまでを積極的に行っています。

 

手術実績はコチラ
(令和5年1月~12月)

ロボティック人工関節センター
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脊椎(くび・こし)
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再生医療
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所属医師

医療法人社団博栄会 赤羽中央総合病院 ロボティック人工関節センター センター長
野村 将彦Nomura Masahiko
【専 門】

膝関節外科
MIS人工関節置換術(変形性膝関節症、変形性股関節症、関節リウマチ)
関節鏡手術(半月板手術 など)

 

施設紹介

手術室

人工関節の手術を行う手術室は2部屋あります。いずれもNASA基準でクラス100の最高ランクのクリーンルームです。非常に清潔な空気が循環しており落下細菌などによる感染症の予防が期待されます。

手術ロボット

人工関節手術支援ロボットは手ブレを起こさず常に正確かつ安全な手術をアシストします。手術中0.5mm、1度単位に3次元での微調整も可能で、骨だけではなく安定した脚を再建するために靱帯などの軟部組織のバランスを考慮した調整も可能です。

MRI

今までのMRIでも軟骨は写り、関節軟骨自体が残存しているか?などの確認は可能でした。今回新規設置されるMRIでは軟骨の質、劣化の程度がわかるようになります。骨密度や変形の程度など総合的な評価から手術の術式を検討することが可能になると考えています。

 

診療時間

赤字:女性医師

午前9:00〜12:00
(最終受付11:30)
鈴木(邦)
武井
野村
鈴木(邦)
久木留
市川
西
野村
定方
交代制
午後14:00〜17:00
(最終受付16:30)
市川
武井
野村
神薗
久木留
相原 定方
午前9:00〜12:00
(最終受付11:30)
午後14:00〜17:00
(最終受付16:30)
鈴木
武井
市川
武井
野村
鈴木(邦)
野村
神薗
久木留
久木留
市川
西
相原
野村
定方
定方
交代制

 

整形外科領域の主な疾患

●椎間板ヘルニア(頸椎・腰椎)

骨と骨とのクッションである椎間板がさまざまな原因で飛び出てしまい、周囲の神経が刺
激され、首や肩、腕、腰、足などに痛みやしびれが現れる病気です。

●頸肩腕症候群

首から肩、上肢にかけての痛みで、肩こりや頭痛等を伴うこともある疾患です。

●頸椎捻挫

交通事故などで発症する首の捻挫です。首の痛み以外にも頭痛、肩こり、吐き気、めまい
などがみられます。

●頸腕症候群・肩こり

 

●関節リウマチ

リウマチは、まだ原因が正確にはわかっていない病ですが、現在は治療方法・薬が開発さ
れ、進行を抑えて発症前と変わらない生活を送っている方も増えています。リウマチの治
療では、くわしい検査による正しい診断や計画的な治療が不可欠です。当院ではリウマチ
医を配置しております。

●太ももや膝に痛みを伴う病気

肉離れ、変形性膝関節症、半月板損傷など

●手に痛みを伴う病気

腱鞘炎、手根管症候群、ばね指、変形性手指関節症など

●足に痛みを伴う病気

足関節捻挫、変形性足関節症や外反母趾など

 

主なスタッフ(当院の整形外科チーム)

副院長(常勤医師)
野村 将彦Nomura Masahiko
ロボティック人工関節センター センター長
【専 門】

関節外科(膝関節、股関節、関節リウマチ)
人工関節置換術(ロボット支援手術、ナビゲーション手術)
関節鏡手術

整形外科部長(常勤医師)
市川 二郎Ichikawa Jiro
【専 門】

脊椎外科(腰部脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニア、頚髄症)
整形外科全般

整形外科医長(常勤医師)
鈴木 邦彦Suzuki Kunihiko
ロボティック人工関節センター 副センター長
【専 門】

整形外科全般

整形外科(非常勤医師)
久木留 伸典Kukidome Nobunori
【専 門】

整形外科一般

ご不明な点については受付または整形外科外来までお気軽にご相談ください。