令和6年春の瑞宝単光章の叙勲を受章いたしました。

 風薫る五月十日(金)、春の叙勲を受賞いたしました。瑞宝章は「長年にわたる公務」を対象とした勲章で、私の功労概要は、「看護業務功労」です。当日は、三田共用会議所で勲章と賞状を授与後、ホテルニューオータニにて、厚生労働省管轄で受賞された皆様の叙勲伝達式が開催されました。そこで、濵地厚生労働副大臣より、祝辞を頂きました。
その後、皇居へ移動し、天皇陛下への拝謁が豊明殿で執り行われました。
今回、厚生労働省関連では、417名が叙勲を受章されました。
 看護の職に就いて、早や40年が経ちました。思い返すとあっという間に感じますが、様々な場所で様々な方々との出会いがあり、その中でのいろいろな経験が今の自分を形成しているのだと思います。この受賞は、一つの区切りだと認識し、これまで培ってきた看護師としての経験を現職場で活かしていけるよう、先輩方が作ってこられた道をこれからの後輩に繋げていけるよう、今後も職務に邁進してまいりたいと思います。 

令和65月吉日
看護部長 吉浦 里香

 

 

あとから来る者のために

あとから来る者のために田畑を耕し、種を用意しておくのだ
山を川を海をきれいにしておくのだ
ああ、あとから来る者のために、苦労をし我慢をし
みなそれぞれの力を傾けるのだ
あとからあとから続いてくる、あの可愛い者たちのために
みなそれぞれ自分にできる、なにかをしてゆくのだ


ー坂村真民「あとから来る者のために」