Risk Management

他医療機関で作成されたCD・DVD等の取り扱いについて

当院では、他医療機関で作成された患者紹介等に付随する医用画像が記録されたCD・DVD等について、
当院の電子カルテから参照できるよう画像記録装置に取り込みを行っております。

取り込み後、提供元の医療機関にCD・DVD等の返却を要する場合は、提供元の医療機関に返却し、
患者様から特段の申し出がない場合には、3か月間保管した後に個人情報を保護した上で廃棄させていただきます。

つきましては患者様が医用画像が記録されたCD・DVD等の返却を要する場合は、
2F 放射線科受付窓口にお申し出いただきますようお願い申し上げます。

 

医療安全に関する取り組み

私たち赤羽中央総合病院は地域の皆様にいかなる時も安心・安全で
質の高い医療をお届けできるよう組織的に医療安全対策に取り組んでいます。

安全管理のための組織に関する基本事項

●医療安全管理委員会
【役割】
医療安全管理の責任的立場にある者の協議により医療安全全般にわたる方針や安全対策の審議を行い、医療安全管理体制の確立を行う
【構成】
病院長・医療安全管理委員長・医療安全管理副委員長・看護部長・看護師長・医薬品安全管理責任者・医療放射線安全管理責任者・
医療機器安全管理責任者・医療安全対策推進委員・リハビリ科、検査科、栄養課、医事課より部署責任者
【業務】
1.委員会は毎月1回行い、医療安全対策推進委員会からのインシデント、アクシデントの報告を受けて現状の把握をするとともに改善
策や問題点の審議、承認を行う
2.改善策を各部門に周知徹底させる
3.意見交換により全体の連携を図る
4.医療安全研修の各部門病棟での周知、支援

●医療安全対策推進委員会
【役割】
組織横断的に院内の医療安全管理を行う
【構成】
医療安全管理委員長・医療安全管理副委員長・看護部長・医療安全対策推進者
【業務】
1.毎週1回定例カンファレンスを行い、各部署病棟から提出されたインシデント、アクシデント報告書の詳細情報を把握し、
具体的な安全対策を協議し提言する
2.医療安全管理委員会にて安全対策の改善策を周知する
3.医療安全管理委員会への検討事項提起
4.医療事故発生時の指示、指導
5.院内各部署を定期的にラウンドし(医療安全パトロール)、安全対策の実施状況の把握と評価、指導を行う
6.医療安全対策マニュアルの整備、周知徹底
7.医療安全に関する研修の企画運営、評価
8.インシデントレポート、アクシデントレポートの提出の励行
9.インシデントレポート、アクシデントレポートの保管
10.その他医療安全対策の推進に関する事項

●院内事故調査委員会
【構成】
病院長・病院長補佐・副院長・各診療科部長・医療安全管理者・看護部長・看護師長・医療連携室統括室長・
他コメディカル責任者・顧問弁護士

医療安全管理の具体的方策

1.医療事故防止対策マニュアルの策定
2.医療事故報告の徹底
医療の安全を確保するためにはインシデント(ヒヤリハッとした事例)やアクシデント(何らかの障害を引き起こした事故)
の状況を十分に調査分析し、再発防止のために必要な情報や認識を院内で共有することが重要と考えます。この目的を達成す
るため全職員に対しインシデント、アクシデントが発生した際はその報告書を速やかに提出することを求めています。
3.インフォームドコンセントの徹底
患者様、ご家族が治療方針等を理解して意思決定できるようにするために、医師はわかりやすい説明に努めます。看護師は患
者様やご家族が意思決定できるように医師とのコミュニケーションを支援します。
4.患者間違い防止への取りくみ
外来診療時・手術・与薬・採血・放射線検査時・生理機能検査時・内服薬お渡し時・カウンター業務時等に患者氏名確認(患
者様またはご家族にフルネームで名乗っていただき手元情報と照合する)を徹底しています。
5.確認作業の励行
思い込みによるエラーを防止するために「ダブルチェック」「指差し呼称」を励行しています。

医療安全管理のための研修

当院は全ての職員が安全に関する必要な知識の向上を図ることができるよう、新規採用職員をはじめ全職員対象医療安全研修
を定期的に計画、実施しています。

患者様・ご家族の皆様への告示

安心・安全で質の高い医療をお届けするためには、患者様・ご家族のご理解、ご協力が必要と考えます。以下の内容を告示し
ご理解、ご協力をいただいております。

1.医師から病状や治療などの説明を受ける場合はできるだけ患者様お一人ではなくご家族の方もお聞きください。医師の説明
で不明なことや納得できないことがある場合は遠慮なくお申し出ください。
2.入院される時は現在内服されている全てのお薬を教えていただいています。これまでの治療を継続し、これからの治療に役
立てる大切な情報となります。お薬以外にもアレルギー(食べ物・その他)などもお教えください。
3.誤認・誤薬・輸血間違い防止について
全ての入院患者様に「リストバンド」を着用していただきます。また職員より「お名前をフルネームで教えて下さい」と声掛
けをさせていただいております。また、書類やお薬などの受け渡し時はお名前の確認をお願いします。
4.転倒転落防止について
患者様の状態、疾患によっては転倒転落の危険が生じる場合があります。入院時の履物はサンダルではなくかかとのある靴を
持参していただいています。入院、手術などによる筋力低下はご自身の想像以上に現れることもあります。遠慮せず看護師を
お呼びください。
5.喫煙の禁止について
敷地内・院内での喫煙は禁止です。なお電子タバコもタバコですので禁止とさせていただいております。
6.入院中のノンアルコール飲料について
入院中はノンアルコール飲料の摂取はご遠慮いただいております。理由として以下があります。
①ノンアルコール飲料であっても飲酒と同等の反応がでる可能性がある
②ご自身の飲酒に対する欲求を増強させる
③他の患者や家族が見てアルコール飲料を摂取しているような誤解を生じる可能性がある
7. 貴重品・現金の管理について
盗難防止のため、貴重品や多額の現金はお持ちにならないでください。眼鏡・義歯・補聴器などは原則患者様ご自身に管理を
お願いしています。なお、保管のための必要な容器、ケースをお持ちください。